ClearAI編集部|2026年10月31日
発表日:2026-10-30
Googleは10月30日、GeminiでGoogle Slidesの複数スライドやプレゼン全体をまとめて編集する機能を案内しました。提供は10月29日から順次開始され、反映に15日超かかる場合があります。開始時の対応言語は英語のみです。

対象と変更できる内容
サイドパネルから、内容や見た目の一括変更を指示できます。変更は編集可能なスライドに反映され、要約を確認したり、元に戻す操作や版の履歴で戻したりできます。対象はBusiness Standard/Plus、Enterprise Standard/Plus、Google AI Pro/Ultra、Google AI Pro for Educationです。

ClearAIの考察:最後の一括修正に使えるか
資料づくりでは、最初の下書きよりも、完成間近の調整に時間がかかることがあります。見出しの表記や文字サイズをそろえる、聞き手に合わせて説明を短くするといった工程です。今回の機能は、そうした修正の入口をまとめるものとして見ると理解しやすいでしょう。
ただし、全体を一度に変える操作は、意図しない変更の確認も必要です。最初は少数のスライドで試し、内容の修正とデザインの修正を分けて依頼する方法を勧めます。何を残して何を変えたいのかを明示すると、修正後に照合する項目も決めやすくなります。

日本語の業務資料では慎重に確認を
英語のみで開始するという条件から、日本語の社内資料でも同じように使えると考えるのは早計です。対象プランでも、段階提供の途中では機能が見えない可能性があります。契約と提供状況を確認してから、チームの作業手順に組み込むのが現実的です。
複数人で作る場合は、編集前の版を確認し、変更後に担当者が数値・引用・図表を点検する運用がよいでしょう。変更の要約は確認の手がかりとして使い、すべての内容が正しいという保証とは扱わないようにします。一括編集を理由にレビューを省くより、修正依頼を整理する時間を減らせるかで評価したい機能です。本記事は公式情報の整理と独自の考察で、実測した作業時間の短縮を示すものではありません。
